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脳と心の発育

 生命の神秘は、赤ちゃんの脳にかくされています。

脳は、からだの働きのすべてをつかさどる役目をもっています。そして、感動したり、悩んだり、苦しんだり、揺れ動く心も脳から生まれ、脳の中で大きく育っていきます。その脳が最も発達するのが0~3歳。脳の成長を促し、生涯を幸せにするために、この時期のお母さん、お父さん、周囲の人々とのあたたかいふれあいが最も大切なのです。

0~3歳の脳環境が生涯の幸せの原点です

初めて我が子と出会った時のような純粋な気持ちで、子どもの存在に感謝し、尊敬し、信頼し、幸せを願うこと。お母さんやお父さんがいつもその気持ちを持って接することで、子どもは心が安らぎ、健やかに発育し、人を愛するあたたかい心が培われます。そしてお母さんやお父さんも、心に余裕をもって子どもを理解し、成長を見守ることができるのです。次の4つが3歳までの脳に記憶されることが、幸せの原点になるといわれています。

愛をこめて見つめる(アイコンタクト)

赤ちゃんを優しい気持ちで見つめると、赤ちゃんの心に愛情が伝わり、心が安定すると言われています。お母さんやお父さんの愛をこめて子どもを見つめると、視覚神経を通して、子どもの大脳新皮質のセルフコントロール神経細胞の成長が促進されるともいわれています。

抱きしめる(スキンシップ)

赤ちゃんは抱きしめられると安心感やぬくもりを感じ、そのぬくもりの中で、信頼関係を築いていきます。大人でも抱きしめられると安心するように、人間の皮膚は快・不快という感覚と密接な関係があり、無数の神経と結びついています。やさしい皮膚への刺激は、ストレスを緩和し、心を落ち着かせ、内臓の働きにもよい影響を与えます。

ふれあいと遊び

赤ちゃんは、遊びを通して、いろいろな体験をし、からだを鍛え、脳も発達していきます。赤ちゃんは自分にとって最も安心できるお母さんやお父さんと遊ぶことが大好きです。ほめられたり、励まされることで自信や勇気が育ち、お母さんやお父さんと楽しい時間を共有できる遊びの中で、喜びや感動を体験し、お互いの理解も深まります。

あたたかさと快適な環境

生まれたばかりの赤ちゃんは、脳やからだ、骨や筋肉、呼吸機能、体温調節など、あらゆる機能が未熟です。その未熟性を補うために、できる限り環境をととのえてあげたいものです。それは、物質面だけでなく、お母さんやお父さんの心のあたたかさも大切です。あたたかい心でつつまれることは、赤ちゃんの脳の発達を促進し、心も安定します。

 心の基本となる信頼関係を築くことが大切です

「心」は、赤ちゃんの脳の発達とともに生まれます。心の基本となる人間との信頼関係を培うことが、最初の一年間では最も重要です。赤ちゃんが不快を感じ、泣いて訴えるとき、お母さんがすぐそばに来て、やさしく授乳をしたり、抱いてくれたり、笑顔で話しかけてくれることが情緒を安定させ、信頼関係を育てます。同時にお母さんを通して人間社会に対する基本的信頼をもつようになります。

 自我の芽生えと自制心を培う「できるよね」

1歳半位になると、何でも自分の思い通りにしようとする"自我"が脳の中で芽生えてきます。「ダメ」「いけません」のしつけは、大切にしている自我を守ろうとする赤ちゃんの本能的な反抗心や攻撃心、さらには復讐心、反抗行動ばかりを起こさせることにつながります。怖い顔で命令するのではなく、「できるよね」と目を見て信頼を込めて話しかけ、自我を尊重してあげましょう。そして根気よく脳に潜んでいる自制能力を働かせるようにしてみるのがよいでしょう。「三つ子の魂百まで」ということわざがあるように、この時期に自制心を培っておくことが大切です。

赤ちゃんの心の発達

赤ちゃんは日々発達して私達を驚かせてくれます。ここでは赤ちゃんの社会の一員としての第1歩である、他者をどう理解するようになるのか、そしてその発達が赤ちゃんの心の発達にとても大きな役割を果たすということについて述べたいと思います。

産まれたばかりの赤ちゃんは、眠っている時間も多く、また、積極的には周りにあるものに興味を示すことはないように見えます。では、赤ちゃんはどうやって、周りとのつながりを築いていくのでしょうか?新生児は見たり、聞いたりする能力をすでに持っていますがその能力には次の三つの特徴を持っていると言われています。

一つめは赤ちゃんに単に楕円の形とその楕円に目を二つと口を書き込んで人の顔に似せたものの二つを同時に見せると、赤ちゃんは人の顔に似せた絵を好んでみるという観察から証明されるように、人間の持っている特徴を兼ね備えたものに注目しやすいこと(人選好性)、二つめは赤ちゃんが胎内で聞いた母親の声に反応しやすいというように過去に経験したものに気づきやすいということ(経験対象選好性)、三つめは、赤ちゃんが一つの感覚刺激から複数の情報を得るという性質、これは赤ちゃんはぶつぶつのある乳首をくわえさせた後(触覚情報を与える)、普通の乳首の絵とぶつぶつのある乳首の絵を見せるとぶつぶつの方をよく見るという観察結果から推測されるように赤ちゃんが舌の触覚で感じたぶつぶつ感を"絵"という視覚情報と一致させることができるという力(共感覚)です。

これらの能力により赤ちゃんは少しずつ、外界とつながりを持ち始め、お母さんの声や表情に注目を向けるようになります。さらに目で見たお母さんの表情をまねたり、その表情や一緒に聞こえる声などから、その表情が表している感情といったものまでを体験するようになるのだということが様々な観察からわかってきています。こうして赤ちゃんは自分だけの世界から他人との共有した世界に第1歩を踏み出していくのです。

これらの変化は2ヶ月位から徐々に見られ、赤ちゃんは母親などの身近な人の表情に、より注目を向けるようになり、ほほえみ返したり、お母さんが見ている物に視線を動かしたりするようになっていきます。そして、赤ちゃんがおもちゃをしっかり見ているとき、お母さんが「なんだろうねこれ」とか「これほらおもしろい音が出るんだよ」と言って振ってみせたりすると、赤ちゃんはさらにそのおもちゃをよく注目し、それを動かしているお母さんの顔を見て声を出したりと、コミュニケーションが始まっていくのです。このようにして赤ちゃんは、お母さんの身振りや表情にますます注目するようになるのです。このようなやりとりの中で特に重要な事があります。それは、赤ちゃんの働きかけに対して確実に反応をしていくという事です。赤ちゃんがお母さんに何らかの働きかけをし、それにお母さんが答えるという一定の流れが赤ちゃんは大好きで、これにより、赤ちゃんはお母さんと特定の関係を築き、より活発にお母さんとのやりとりを始めると言われています。つまり、赤ちゃんが何らかの行動をしたときにお母さんがにこっと微笑んだり、或いは「いいこねぇ」と言葉をかけてくれることが赤ちゃんがお母さんを十分認識し、お母さんとのコミュニケーションを確実なものにします。そして、9ヶ月頃になると赤ちゃんは何か見知らぬ物や場面に対面した時、それに対するお母さんの反応、お母さんが笑っている、とか怒った顔をしているという情報を自分の行動の参考にしながら、自分の活動を広げていきます。それがやがて他人の気持ちを読み取って理解する力に育っていきます。(3歳位です)

この様に赤ちゃんの心の発達にとって最も大切なのは、身近なお母さんお父さんの赤ちゃんへの関わりといえます。

情報過多の現在では、育児の上でもこんな方法がよい、こんなおもちゃがよいといった情報に溢れていますが、赤ちゃんの発達にとって最も重要なのは決して難しいことではなく、赤ちゃんの身振りや声に反応し、赤ちゃんと一緒に楽しむ事なのです。

赤ちゃんとの単純なやりとりをしながら、大いに遊んでください。

赤ちゃんの脳の働き  - 次の3つの働きに分けられます -

脳幹

呼吸や心臓を規則的に働かせ、睡眠や体温を維持するなどの働きをしています。赤ちゃんの体温調節機能が未熟なのは、脳幹が未発達なためです。

大脳辺縁系

不快感を感じると泣いたり、抱っこされると笑ったり、0~3歳の間は、この部分の働きが中心。ここには赤ちゃん時代の経験が潜在的な形で一生残るため、乳幼児期にあたたかい人間愛をしみこませてあげることが大切です。

大脳新皮質

まわりの世界を認識し、学習したり、記憶・思考・創造したりする部分。0~3歳の赤ちゃん時代は、この部分はまだあまり発達していません。3歳頃から高度な動きを始め、適切な刺激を与えてあげるほど動きが活発になります。

機能の発達

0~3歳の脳をしっかり守ってあげることが大切です。

脳が急速に発達する0~3歳。でも、生まれたばかりの赤ちゃんは、頭の骨もまだ柔らかいため、脳を守る力がとても弱く、外からの影響を受けやすいのです。心とからだのすこやかな発達のためにも、この時期の脳を知り、しっかり守ってあげましょう。

頭の比率が大きいのはなぜ?

胎内にいるときの赤ちゃんは身長の半分が頭。生後1カ月では身長1/4が頭となっています。これはからだの発育に比べ、脳が一足早く発達するからです。

生後3年は、人間の脳が
急速に発達する時期です。

脳の神経細胞は、生まれる前から発達し、生まれたときにすでに揃っています。そして神経細胞どうしをつなぐシナプスは、生後2カ月~4カ月で急激に増え、8カ月で最大となります。つまり、生まれて1年ほどの間に複雑になり、その動きもめざましくなり、赤ちゃんの知恵がどんどんついてきます。8カ月で最大となったシナプスは、その後減少していきますが、その時のおだやかなよい刺激が非常に重要で、かたよった刺激、激しい刺激を与え続けると、脳に悪影響を及ぼす場合があるともいわれています。

脳の発達とともに運動機能も発達します。

生まれたばかりの人間の赤ちゃんの脳は、まだ十分に発達していないので、胎児時代に脳が発達している馬や動物のように生まれた直後から立ち上がったり、歩いたりすることができません。見る、聞くといった感覚機能は生まれたときからもっていますが、生後3~4カ月頃の首すわり、7カ月頃のひとり座り、1歳前後に歩き始めるなどの赤ちゃんの運動機能は、脳とともに発達します。言葉の理解も比較的早く、赤ちゃんはわかっていてもそれを表現できないだけなのです。何もわからないといって言葉をかけないのは非常に危険です。赤ちゃんは、口真似から発音を始め、そして理解し、話し始めるようになるので、お母さんは赤ちゃんを見つめながらゆっくりと口の形を見せ、発音してあげてください。発語には運動機能の発達が必要で、話す能力や筋肉の活動能力が備わっていくとともに、脳の働きも徐々に活発になっていきます。

未熟な脳(頭)をしっかり守りましょう。

大人のからだで、脳ほど傷つかないように保護されている器官はありません。しかし、赤ちゃんは、大人に比べて脳を保護する力がきわめて弱いのです。生まれたばかりの赤ちゃんの脳は5つの頭蓋骨で囲まれていますが、頭蓋骨どうしが完全にくっついておらず、大泉門と小泉門は骨でおおわれていません。骨自身も薄く柔らかいのです。また、頭部は体重の10%で、相対的に重く、頭部を支える筋肉が未発達なので、外傷を受けた場合、脳へのダメージは非常に大きく、重い障害になる心配もあるのです。だからこそ、赤ちゃんの脳をしっかり守って育てるという心構えが大切なのです。

快適なお出かけ・お散歩のために

アップリカのベビーカーは、赤ちゃんとのお出かけの際の姿勢や体温調節、睡眠をしっかりサポートします。

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その笑顔には、理由がある。

赤ちゃんの笑顔のために。そして、その笑顔でシアワセになる、ママやパパ、まわりのみんなの大切な時間を、アップリカはこれからも応援していきます。

アップリカについて

赤ちゃんの8つの「守ってあげたいからだの未熟性」と3つの「育んであげたい心の発達」から8つの「からだと心を守り育む医学構造」を導きだしました。

アップリカは、赤ちゃんの心とからだ(身体)を「赤ちゃん医学」と「育児工学」を通して研究しています。

私たちは、未熟な赤ちゃんを守る製品の安全性・品質向上のために、赤ちゃんの理想的な環境の追従を続けています。